IT心理学(小山昇著)を読んで、ブラック企業からホワイト企業に変わるのか!!
スポンサーリンク
本日は書籍編、第一回として「IT心理学(小山昇著)」を読んで、本当にブラック企業からホワイト企業へ変わるのかを、私なりに考えてみました!
私は、超がつくほどIT化が進んでいない、食品スーパー業界で10年以上働いていました。ネットが浸透して、スマートフォンが普及をして、ITの最先端は驚かされるほどの進化を遂げているのが現状です。
そんな中、食品スーパーと言えば、レジとPOSですか。ここもかなり進んではいますが、様々なデータなどを活かせていないと感じていました。
もちろんその分劇的な変化により、将来の可能性を秘めているのではと思ってはいます。
先ず一番面倒な、レジ作業。これは技術によって、一瞬で決済できるようなサービスが今後必要です。それに、欠品をなくすために、自動発注等の精度向上などが挙げられます。そもそもお店で無くして、通販で良いのかということも聞かれます。しかし、今のアメリカを例にとれば、食品スーパーだけは、手に取って買いたいというのがあるらしく、他の業界に比べると、生き残っていくそうです。
では、IT心理学ですが、最初本を手に取った時、IT心理学という題名と内容とのギャップを感じました。内容はいたって、現実的で、心理学というより、ノウハウ本の様な感じを受けました。
しかし、全て読みをえると、なるほどなと、心理学という題名に納得しました。
ITが進化しても結局それを使うか使わないか、使えるか使えないかは、その人の気持ち次第だなと言うことだと感じました。
帯にもありましたが、「ITを最大限活用するには、使う人の心理のツボをおさえる」ということです。
この本のまま実践しても、すぐに何かしら結果はでるだろうなと、私は思いました。
しかし、この本でも触れているように、それを理解できる、「経営者」ここがキモだと思います。ただ単に最先端のITを導入するだけでは、現場には伝わりません。そもそも使いこなせないと意味がありません。そこを現場と経営層がしっかり現在の置かれた問題と向き合い、この問題の解決の為に、何が必要で、何をしなければいけないのか、ここをしっかりと突き詰める必要があります。そしてその結果が、業務の効率化が進み、従業員の残業減や、生産性の向上につながっていくのです。